愛知県が公表した問題がこちら。教科を区別しない形式で行われましたが、例えば文章の読解力を試す国語の問題や体積を求める算数の問題。
公立中高一貫校の筆記試験に「アサリの酒蒸し作り方」倍率“17…の画像はこちら >>
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国会や法律についての知識を問う社会の問題。
そして、メダカの飼育に関する理科の問題など、主要4科目の知識を問う設問を中心に、合計90分で30問が出題されました。
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中には…音符記号を答えさせる音楽の問題や、アサリの酒蒸しの作り方を問う家庭科の問題まで登場しました。
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中高一貫校の入試対策に力を入れている佐鳴予備校の講師に分析してもらうと…。
(佐鳴予備校 阿部和道 講師)「文章量と情報量がものすごく多かった。これが第一印象です。」
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今回の試験で特に阿部さんが指摘したのは、文章量の多さ。問題文だけでなく、与えられた資料や、選択肢に至るまで、その文字数は実に2万字近くに及んだといいます。
(佐鳴予備校 阿部和道 講師)「単純計算をすると1分間当たり10行以上のスピードで文章を読んで処理をしなければいけない。これは非常に状況から考えても難易度が高いかなと思う」
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一方、特徴的だったのが、地球温暖化など社会の課題について、与えられた様々なデータを読み解き、答えを導き出す問題が出題されていることです。
(佐鳴予備校 阿部和道 講師)「今回の中高一貫の狙い求められる人物像は、社会的な課題に対して社会に変革を起こすチェンジメーカーが求められる」「普段から社会の課題といったものに、きちんと興味関心を持って深く掘り下げているかどうかというのも、非常に大きなポイントになるかと思います」
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