劇物指定「希硝酸ガス」の煙が工場から出ていると通報 周辺で一時道路規制 1時間半後に“煙消えて”安全確認 愛知・小牧市 二酸化炭素などと混ざると爆発の危険

27日午後、愛知県小牧市の工場から「劇物」に指定されている「希硝酸」のガスが発生しました。けが人はいませんでしたが、工場近くの道路が一時通れなくなるなどの騒ぎになりました。警察と消防によりますと、27日午後1時半ごろ、愛知県小牧市岩崎原にある工場の従業員から「ガスが発生して煙が出ている」と通報がありました。現場にかけつけた消防隊員が煙は「希硝酸のガス」と確認し、警察に依頼して風下にあたる工場東側の道路を通行できないようにするなどの対応をとりました。煙はおよそ1時間半後に消えて安全が確認されたため、道路の通行規制も解除されました。けが人や病院に搬送された人はいませんでした。
希硝酸は毒物及び劇物取締法で「医薬用外劇物」に指定されていて、二酸化炭素などと混ざると火が付いたり爆発する危険があるということです。
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