全国に誇りたい新潟のグルメ。今回は麺とスープにとことんこだわる新潟市のうどん店を紹介します。
新潟市南区の国道沿いに店を構える『手打ちうどん どん兵衛』。
40年以上この店を切り盛りしているのが高野和男さんです。店名にもある通り、自ら打つ本格的な讃岐うどんが店の名物となっています。
【手打ちうどん どん兵衛 高野和男さん】
「本格的なものを食べたいのであれば、機械ではなく手がいいかな」
麺の太さも季節によって変更。
温かいメニューが人気の冬場は麺が伸びにくいようにと、夏場に比べ1.5mm太くしているということです。
【手打ちうどん どん兵衛 高野和男さん】
「どこを取っても同じ(太さ)、そうしないとゆで方にムラが出る」
もちろん、こだわりは麺だけではありません。
【手打ちうどん どん兵衛 高野和男さん】
「澄んでいる。醤油を一切使っていない。これが本当のダシの色」
ダシに使うのは、瀬戸内海の煮干しと北海道の日高昆布のみ。
調味料は一切使わない関西風のダシは、東京・秋葉原で高野さんが食べ感動したうどん店の味を参考にしていると言います。
【手打ちうどん どん兵衛 高野和男さん】
「澄んだスープでダシがしっかりと効いたような、これが讃岐うどんかと。いつかやってみたいなと心の中で温めていた」
そんな高野さんのこだわりが詰まったメニューの中で寒い時期にぴったりなのが〈鍋焼きうどん1298円〉です。
【記者リポート】
「煮干しと昆布のうまみが口いっぱいに広がってとてもおいしいです。麺はとても弾力があって、さらに長さも通常のお店の倍近くあるということで、食べ応えも抜群です。スープとの相性もぴったりです」
常連客からの評判も上々です。
【常連客】
「安定したおいしさとうどんののど越しも良い。毎回おいしく食べている」
自分が納得できる味を提供したい…高野さんのうどんにかける思いが冷めることはありません!
【手打ちうどん どん兵衛 高野和男さん】
「自分自身が納得するようなうどんをいつも目指している。それがお客さんに伝わればうれしい」