沖縄県の宜野湾小学校4年の照屋太晴(たいせい)さんは23日、宜野湾市役所に松川正則市長を訪ね、昨年10月にあった2022年度全日本通信珠算競技大会の「個人総合競技 小学校4年生以下の部」で参加者2265人のうち日本一になったと報告した。
照屋さんは、珠算、暗算、フラッシュ暗算でそれぞれ最高段位となる10段を持っている。3桁の数字が15個、液晶画面に3秒の間に次々表示されると、即座に合計を言い当てることができる。6歳で珠算塾に通い始め、当初から1日5時間にわたって練習を楽しんでいたという。昨年11月の第41回全九州珠算選手権大会では「小学生そろばん九州一」に選ばれている。
今回の全日本大会は、割り算やかけ算など4種目の計200問を珠算か暗算で解く方式。本番ではわずか1問ミスだった。照屋さんが通う屋比久珠算塾(宜野湾市愛知)の屋比久孟隆塾長は「見えないくらいのスピードで数字を出されても瞬時に計算できる。まさに神業です」とたたえた。
(中部報道部・平島夏実)
まさに神業! 沖縄の小4、珠算競技大会で日本一 「見えないく…の画像はこちら >>