街中にミッキー・ミニーが! ディズニー人気キャラがパレード 浦安市制施行40周年で 特別車両で登場、沿道の市民ら歓声

ミッキーマウスら東京ディズニーランド(TDL)の人気キャラクターが29日、地元・浦安市の「市制施行40周年記念パレード」に参加した。TDLの開園40周年に合わせた企画。市民まつりも同時開催され、会場の総合公園一帯は多くの家族連れでにぎわった。
ディズニーパレードは、TDLの運営会社が1月に千葉県と結んだ包括連携協定に基づき実施。千葉県誕生150周年記念も兼ねた。
パレードは県警音楽隊を先頭に地元の小中高生、近隣自治体の高校吹奏楽部員ら約500人が同公園近くの公道700メートルを行進。最後に鮮やかな衣装に身を包んだミッキーやミニーマウス、ドナルドダックらが「40」が描かれた特別車両2台で登場すると、沿道をぎっしり埋め尽くした市民や、マンションのベランダから眺めていた住民からひときわ大きな歓声が上がった。
長男の聡介くん(3)と来ていた同市の会社員、鈴木澪さん(32)は長年のディズニーファン。「パークのパレードとは雰囲気が少し違い、楽しんだ。今すぐパークに行きたくなった」と話した。
さいたま市から訪れた会社員、神谷悠真さん(23)は「街中にミッキーたちがいるのが非日常的だった。見に来られて良かった」と声を弾ませた。
パレードに先立ち市制40周年記念式典が開かれ、浦安市の内田悦嗣市長は「未来に向けてまい進したい」とあいさつ。パレード後、熊谷俊人知事は「ディズニーとともに浦安が発展したことをまざまざと実感した」と述べた。
同市は2021年4月に市制施行40周年を迎えたが、新型コロナ感染拡大のため記念行事を延期し、今年に開催した。
公園内では市民まつりがあり、飲食店の出店のほか、約20団体がステージで合唱やダンスなどを披露した。30日は地域対抗の綱引き大会などが行われる。