常滑焼の急須職人など…『春の叙勲』東海3県は愛知で148人 岐阜で70人 三重で56人の計274人が受章

様々な分野で功績を残した人に贈られる「春の叙勲」の受章者が発表されました。

東海3県の受章者は、愛知県が148人、岐阜県が70人、三重県が56人の合わせて274人です。

瑞宝単光章を受章した愛知県常滑市の伊藤成二さん(73)は、53年にわたり常滑焼の茶器を作り続けています。

平らな形が特徴の代表作「極平型急須」は、茶葉が広がりやすく、うま味や苦みをムラなく抽出することができるということです。

伊藤成二さん:
「シンプルで使い勝手の良い急須を作りたいと思っている。自分で使ってみて少しずつ改良していく」

伊藤さんは、急須作りをより魅力のある仕事にすることで、次世代の担い手づくりにつなげたいとしています。