1500万円分の電子マネーカード被害 成田の40歳、ID男に伝える 電話de詐欺

成田署は28日、成田市に住む派遣社員の男性(40)が約1500万円分の電子マネーカードをだまし取られる電話de詐欺(特殊詐欺)の被害に遭ったと発表した。
同署によると、男性は3月27日に携帯電話で「パソコンサポートの更新料が必要。電話で更新をキャンセルできる」という趣旨のメールを受信。男性が電話をかけたところ、パソコン修理会社職員をかたる男から「解約には金がかかる」「電子マネーカードをコンビニで買ってきて。カードIDを電話で教えて」などとうその指示を受けた。
男性は31日~4月14日、同市や近隣市町のコンビニで複数回にわたって電子マネーカードを購入。計約1500万円分のカードIDを電話で伝えたという。14、15日に税金会社職員をかたる男から「支払った金に対し税金5千万円を納める必要がある」との電話を受け、親族に相談。県警に通報し詐欺被害が発覚した。