GWを迎え“遭難事案”増加中 三重県の御在所岳で男性(64)が滑落で左足首けが 万が一に備え「飲料水」「予備バッテリー」など忘れずに

三重県菰野町の御在所岳(ございしょだけ)で登山をしていた64歳の男性が滑落し、左足首などにけがをしました。三重県警はゴールデンウィークを迎え、登山客が増加していることをうけ、注意を呼びかけています。警察によりますと、1日午後2時20分ごろ菰野町にある御在所岳の前尾根(まえおね)で、「男性が2メートルくらい滑落した」と別の登山客から消防に通報がありました。
滑落したのは1人で登山をしていた64歳の男性で、左肩や左足首にけがをし、自力で歩くことができなくなりました。その後、男性は山岳救助隊の隊員らに担がれて下山しました。男性に意識はあるということです。
三重県警はゴールデンウィークで登山者が増加していることをうけ、技術や体力にあった登山ルートを選ぶことや万が一に備え食料や飲料水、携帯電話の予備バッテリーなどを備えるよう呼びかけています。