行動制限のない大型連休スタート!“佐渡島の金山”や“牛の角突き”… 各地にぎわい戻る♪【新潟】

最大9連休の大型連休が始まり、新潟県内各地を帰省客や観光客が訪れています。行動制限のない大型連休の各地のにぎわいを取材しました。

感染対策上の行動制限がない今年の大型連休。

4月29日の初日は、新潟駅に帰省客や観光客の姿が見られました。

【帰省客】
「祖父母に子どもを見せて、のんびりしようと思う」

【外国人観光客】
「佐渡島を見に行く。昔、金をとっていたところ。名前を忘れたけど…」

Q.佐渡金山?
「そう。最高!」

その佐渡をめぐっては、小木と上越市の直江津を結ぶカーフェリーが約2年半ぶりに就航。直江津港からの第一便には、約290人が乗り、佐渡で手厚い歓迎を受けていました。

【乗客】
「ゆっくりくつろげて満喫できた」

150台の乗用車を運べるカーフェリーの就航に期待も高まります。

【佐渡汽船 尾渡英生 社長】
「佐渡は本当に大きな島。自然がいっぱいなので、車でも色々なところをめぐっていただければ」

【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「大勢のお客様が乗っている。これからの予約も順調と聞いているので、本当に期待している」

観光客のお目当ては、なんといっても世界文化遺産の登録を目指す『佐渡島の金山』。

その歴史を学べる施設やアニメの世界に入ったかのような雰囲気を楽しめる北沢浮遊選鉱場跡には、多くの観光客が訪れていました。

【観光客】
「(佐渡金山は)素晴らしい。夜のライトアップもお邪魔したいと思っている」

行動制限もなく、新型コロナウイルスの5類移行を目前に控えた今年の大型連休。

大手旅行会社の調査では、大型連休に「旅行に行くまたは、たぶん行く」と回答した人が全体の26.5%に達し、旅行に対する意欲は新型コロナ禍前の2019年と同じ水準にまで戻っています。

【東京から来た人】
「注意しながらだけど、少し出かけやすくなったと思う」

30日、県外からも多くの観光客が訪れていたのは、地域特産の金物などを集めた三条市の物産展。

燕三条の技術力が光る商品はもちろん、スプーン磨きなどの体験コーナーが親子に人気となっていました。

【埼玉から来た子ども】
Q.何が楽しかった?
「けずるところ。(スプーンが)銀みたいにきれいになった」

【埼玉から来た人】
「行きたいところに行けるので、気持ち的にも楽しく過ごしている」

一方、長岡市山古志地区では29日、5月4日の初場所を前に、牛の角突きのプレ・イベントを開催。

迫力のあるぶつかり合いで訪れた人を魅了していました。

【訪れた人】
「初めて来て、ここでぶつかる音を聞いて、すごく興奮した」

大きな背中に乗って牛と触れ合う機会も…

【牛に乗った子ども】
「あたたかくて気持ちよかった」

長期にわたる我慢の日々を乗り越え迎えた大型連休。行楽地などに多くの笑顔が戻ってきています。