小学校“理科の実験”で体調不良に… 頭痛・吐き気訴えた児童5人を搬送 命に別条なし【新潟・新発田市】

5月1日午後、新潟県新発田市の小学校で理科の実験中に児童5人が具合が悪くなり、病院へ運ばれました。5人とも意識はあり、命に別条はありません。

【記者リポート】
「こちらが搬送された児童たちの通う小学校です。1階にある理科室で実験を行っていたところ、児童たちは体調が悪くなったということです」

1日午後1時半すぎ、新発田市の住吉小学校で「理科の実験中に5人が頭痛や吐き気を訴えた」と、教頭から消防に通報がありました。

体調不良を訴えたのは小学6年の児童5人で、病院に運ばれましたが、いずれも意識があり、命に別条はないということです。

新発田市などによりますと、5人は午前の理科の授業において、瓶の中で灯油を染みこませたものを燃やす実験を行ったところ、体調不良に。

午後になっても体調が回復しなかったことから、学校側が消防に通報したということです。

警察と消防が原因などを詳しく調べています。

住吉小学校の天井弘校長は、「学校の教育活動で、子どもたちの体調不良を引き起こし、誠に申し訳ありませんでした。今後はこのようなことが起きないように、安全管理を徹底してまいります」と話しています。