隊員ら9人が山でパトロール…GW中の遭難事故防止で県警の山岳救助隊が注意呼び掛け 登山届の提出等求める

登山客が増えるゴールデンウィークでの遭難事故を防ごうと、愛知県警の山岳救助隊が注意を呼びかけました。

1日朝、設楽町の岩古谷山(いわこやさん)では、山岳救助隊の隊員ら9人がパトロールを実施し、登山客に注意事項が書かれたカードを手渡し、複数人での入山や、天候が悪化した場合は引き返すよう声をかけました。

隊員は登山届を提出するよう求めたほか、登山をする人が家族や警察などと位置情報や下山の情報を共有できるスマホアプリ「コンパス」を紹介し、注意を呼び掛けていました。

愛知県警設楽署の地域課長:
「登山届を出すことによって、万が一遭難された、ケガをされた場合に、1分でも1秒でも早く救出できるようになるかと思いますので、よろしくお願いいたします」

例年ゴールデンウィークには登山客が増えるため、山岳救助隊は今後も定期的にパトロールを実施するということです。