新型コロナ対策が緩和され、様々な活動ができるようになりました。4月になり、学校の活動も通常に戻っていて、大学ではサークルの勧誘も通常通り行われています。宇宙開発や男子のチアリーディングなど、東海3県にある不思議な大学サークルを取材しました。
名古屋大学のサークル「宇宙開発チームNAFT(ナフト)」。活動する部屋は8畳のかなり狭い部屋ですが…。
宇宙開発チームNAFTの代表:「大人になってから宇宙に触れる機会はあまりないので、学生のうちから気軽に宇宙に触れられるような活動をしています」部員は約50人で、11年前に設立されました。ロケットをはじめ、様々なモノを開発しているといいます。宇宙開発チームNAFTの代表:「ロケットは『3D CAD』で設計をして、そこから強度解析を行って機体の強度が十分だと判断したら、実際に製作を始めていきます」
過去に打ち上げたロケットは、長さ約1メートルとかなり本格的です。
勢いよく発射したものの、見失ってしまいました。飛距離は約2~3キロで、宇宙には及びませんでした。
また、カメラをつけたゴム風船にヘリウムガスを入れて飛ばす「スペースバルーン」は、本当に宇宙まで飛ばしました。
撮影した映像には、青く丸い地球が映し出されています。高度は30キロほどで、約30分で割れるそうです。
この3年間は、コロナ禍でロケットの打ち上げは中止になっていて、2023年こそはと意気込んでいます。宇宙開発チームNAFTの代表:「僕たちもいつか宇宙に行ってみたい、宇宙に飛ばしたいという思いがあるので、それを目標に活動しています」宇宙開発チームNAFTのメンバー:「名古屋大学・宇宙開発チームNAFTです。新入生、お待ちしています!」
三重大学の「ねこサークル」は猫を愛でるサークルです。大学内に住む猫の世話や、迷い込んだ猫の里親探し、避妊や去勢手術のために病院に連れて行くこともあるといいます。「不幸な野良猫を減らしたい」という思いで活動していて、サークルの会合は「みゃーてぃんぐ」と呼んでいるそうです。
南山大学や名城大学などインカレサークル「名古屋SPIDERS(スパイダーズ)」は、東海地方で唯一の、男子だけのチアリーディングサークルです。チアリーディングは女子のイメージがありますが、男子ならではの迫力のある演技が特徴。
入部時はみんなが初心者なので、未経験も大歓迎だということです。2023年4月14日放送