４日午後７時前、上越市黒井の東ふ頭で「釣りをしていた男性が海に転落し、近くにいた男性が助けに海に飛び込んだが、岸壁に上がれない」とほかの釣り人から警察に通報がありました。
転落したのは長野県小布施町の７２歳の男性で、４日朝から家族などとともに釣りをしていましたが、午後６時４０分頃海の中を覗き込んだところ、海面からの高さ２ｍの岸壁から海へ転落。
すぐさま一緒に釣りをしていた長野県小布施町の５７歳の男性が、救助するため海に飛び込み転落した男性を確保しましたが、岸壁の上にあがることができず救助を待っていました。
そしてその１０分後、一連の様子を見ていた長野県立科町の５３歳の男性が、近くにあったアルミ梯子を海面に向け伸ばし、２人を救助しました。
転落した男性と救助した男性にケガはありません。
上越海上保安署によりますと、現場は立ち入りが禁止されている区域で、転落した男性は酒を飲んでいたということです。
当時の天気は晴れで波はなく、水温は２１．８℃でした。