日本海側で雨量増加 北陸にも雨雲 前線の北と南で気温差大

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きょう6日は、前線の影響で東北~九州にかけての日本海側を中心に雨の量が多くなっている所があります。きのう5日の地震で揺れの大きかった北陸でも断続的に雨が降っています。また、前線の北側の北海道と南側の関東で気温差が大きくなりました。
秋田県内で24時間雨量が100ミリ超

きょう6日は、前線が日本海を南下している影響で、東北~九州は雨の降っている所が多く、日本海側を中心に雨量が多くなっています。特に秋田県内は大雨となり、午後4時までの24時間降水量は、秋田市大平山で117.0ミリ、藤里町で115.5ミリ、仙北市角館で104.0ミリなどとなっていて、平年の5月の降水量の3分の2ほどの雨が一気に降った所もあります。また、きのう5日の地震で揺れの大きかった北陸でも朝から断続的に雨が降っています。九州北部にも活発な雨雲がかかり、明け方には長崎県内で1時間に30ミリ以上の激しい雨も観測しました。
前線の北と南で気温差大 北海道は気温急降下 関東は季節外れの暑さ

きょう6日の最高気温は、前線の北側の北海道と南側の関東で大きな差が出ました。北海道はきのう5日より大幅に下がり、札幌市は12.9℃(前日差約-10℃)、網走市5.0℃(前日差約-13℃)などとなっています。一方、関東では平年を大幅に上回り、群馬県高崎市上里見では今年全国で最も暑い33.4℃を観測。このほか前橋市や埼玉県熊谷市、東京都練馬区など、関東の17地点で真夏日を観測しました。※最高気温と真夏日地点数は午後4時までの値。

連休最終日(7日) 太平洋側でも大雨注意 関東などは暑さ収まる

連休最終日のあす7日は、前線が本州付近に停滞するため、広く雨が予想されます。地震のあった石川県など北陸では今夜~あす明け方が雨のピークで、激しく降る所もあるでしょう。また、太平洋側の各地でも雨が強まり、大雨となる所がありそうです。特に四国や紀伊半島、静岡県内などで雨量が多くなるので注意が必要です。あすの最高気温は、きょう6日と同じか下がる所が多いでしょう。特に東北南部や関東、北陸などは大幅に下がる予想で、今日は真夏日が続出した関東も、あすは空気がヒンヤリしそうです。