男性「どっちに入ればいいの?」トイレ表示『H』と『D』はどっちが男性用?

トイレの入り口にある『男性用・女性用』のサイン。
ジェンダーなどの視点から、最近では色分けをしていないトイレも増えてきましたが、以前はこのようなピクトグラムで表示されているのが一般的でした。
しかし、国が変われば、トイレの表示も変わるもの。
日本人には少し判別が難しい表示もあるようです…。
オランダで、日本語図書館の運営などをしているYoshi Koike(@yoshi_kotch)さんはある日レストランで食事をしていました。
用を足そうと席を立ち、トイレに向かいますが、そこで戸惑ってしまいます。
なぜなら…。
え、男性用はどっち…?
トイレと思われる場所には2つの扉。そして、そこには『H』と『D』の文字がそれぞれ書かれています。
英語であれば『MEN・WOMEN』や『GENTLEMEN・LADIES』などが想像できますが、これはそのどちらにも該当しません。
ピクトグラムもなく、色もついていないため、男性であるYoshiさんは最終的に店員に尋ねたそうです。
みなさんはどちらが男性用か分かりますか。
オランダ語では『男性・女性』を表す時、このような表現を用いる場合があります。
・Heren:男性・Dames:女性
つまり『H』が男性用で、『D』が女性用。
Yoshiさんの住むオランダのほか、言語が近いドイツ、オーストリアなどでも同様のケースがあるといいます。

SNSに投稿されたこちらのエピソードには、多くのコメントが寄せられました。
・やっぱりピクトグラムは分かりやすくて偉大だなと思った。
・『ダンディー』や『男性』のイメージで『D』の方が男っぽく感じてしまう…。
・昔読んだ本に「入れないドイツのトイレ。男子トイレはヘーレン、女子トイレはダーメン」って記事があったことを思い出した。
・一か八かで入ったら確率は50%か…これは店員に聞かなきゃダメなヤツだな。
日本では見ることがないであろう、トイレの『H』『D』表記。
すべての国で起こることではないでしょうが、海外に行く際には覚えておくと、慌てずに済むかもしれませんよ!
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[文・構成/grape編集部]