90.3%が「省エネ対策もできるリフォームをしたい」と回答 – 物価高騰による節約志向の高まりか

コメリは4月19日、「リフォームに対する意識調査」の結果を発表した。調査は4月3日~5日、月に1回以上ホームセンターに行く、かつ直近1年以内にリフォームを検討したことがある30代~60代の男女400名を対象にインターネットで行われた。

物価高騰に関連して節約志向が高まる中、「省エネ対策もできるリフォームをしたいと思いますか?」と尋ねたところ、90.3%が「リフォームしたい」と回答。しかしながら、そのうち「現在、自宅をリフォームする予定がある」という人は27%にとどまり、65%もの人が「したいと思っているができていない」という状況にあることが明らかに。

リフォームへの“興味”がアクションにつながらない理由を尋ねると、「金銭的に厳しい」(59%)、「業者選びが大変そう」(21%)、「敷居が高い」(9%)が上位にあがった。

続いて、リフォームをしたい場所を教えてもらったところ、1位「キッチン」(55%)、2位「浴室」(49%)、3位「トイレ」(47%)、4位「リビング」(37%)、5位「洗面所」(35%)という結果に。特に、30代は「キッチン」(60%)や「リビング」(59%)のリフォームを希望する人が多く見受けられた。

また、リフォームを検討する際に不安に感じることを聞いたところ、8割近くの人が「リフォーム業者や専門店は敷居が高い」と感じており、特に「見積もりの相場や価格がわからない」「工期がどれくらいかかるのか」「会計が不明瞭」など、知識不足からくる不安が多い結果に。

一方で、リフォームに望むこととしては、「自分が希望する費用感でリフォームできるか」「アフターサービスが充実しているか」「気軽に相談できるか」が重要視されていることがわかった。