息子の関係者を装い、金をだまし取ろうとしたものの、詐欺と気づかれ未遂に終わった群馬県の自称会社員の男が逮捕されました。
特殊詐欺の疑いで逮捕されたのは群馬県に住む自称会社員の21歳の男です。
男は氏名不詳の人と共謀して1月31日午前10時半前、魚沼市に住む80代女性に対し、息子を装って「仕事で使う大事な鞄を盗まれた。200万円か250万円を用意してもらいたい。上司のシマダさんがキャッシュカードを取りに行く」などと複数回電話をかけ、信用させようとしました。
しかし、詐欺だと気づいた女性は警察に通報。
女性はだまされたふりをし、家の近くで警戒していた警察官がキャッシュカードを受け取りに来た男を発見し、逮捕しました。
調べに対し男は容疑を認めていて、警察は事件の背後関係のほか、余罪も含めて捜査しています。