G7プレスセンターには新潟の名産品がズラリ 海外メディアに新潟発信!「夕日が美しかった」

新潟市で11日、G7財務相・中央銀行総裁会議が始まりました。プレスセンターには海外メディアの記者に新潟の魅力を発信しようと、日本酒など名産品をPRブースが設けられました。

【記者リポート】
「こちらのプレスセンターには各国か来た報道陣が集まっています。一方、仕事の場としてだけではなく、こちらには新潟の酒など、名産品をPRするブースも設けられています」

G7財務相・中央銀行総裁会議の会場に設けられた国内・国外の報道陣が集まるプレスセンター。

【海外メディア】
「新潟には初めて来た。とても美しいし、きのうみた夕日はとても美しかった」

センターの横には、新潟の四季や名産品をアピールするブースが設けられ、海外メディアに向けて新潟の情報を発信する拠点ともなっていました。

こちらの男性が見ていたのは日本酒のブース。

県内77の酒蔵から日本酒が集められ、試飲のほか気に入ったものを持ち帰ることができます。

【海外メディア】
「見た目がかっこいい、古風な感じ。新潟はとても日本酒で有名と知っていて、日本人の友達はみんな『新潟に行くの?じゃあ日本酒を飲んで!』と言われて、残念ながら仕事中は飲めないけど、これは夜までとっておく」

また、ケータリングでは新潟米を使ったおにぎりなども提供。

【海外メディア】
「とてもおいしいこのプラム(梅干し)が酸っぱいね」
Q.米は母国と違う
「全然違う、粒は短いし、餅米みたいな、とても味わい深い」

一方、会場の通路では代表団へ新潟をアピールするパネルが並び、錦鯉も泳いでいました。

つかの間のリラックスタイムを終えこれから始まる国際会議。

【海外メディア】
「会議ではウクライナ戦争で悪化している債務や支援についても話すことになると思うから、そこが重要だと思っている」

会議ではロシアからの侵攻を受けるウクライナへの支援や欧米の金融不安への対応などを協議。そして、期間中にはウクライナ侵攻の犠牲者を追悼する長岡の花火「白菊」の打ち上げも予定されています。

【鈴木俊一財務相】
「まさに新潟の伝統文化の一つであります、花火を通じて我々の平和に対する思い、そういうものの一端を示すことができればと思っている」

各国の代表団が集う中歓迎レセプションでは、花角知事などの姿も見られました。不安定な国際情勢の中で注目度の高い財務大臣・中央銀行総裁会議は13日まで開かれます。