尾木直樹氏、「めざまし8」で大田区の「中1刺傷事件」報道に疑問…被害者が「命に別条なし」は「正確ではないんじゃないか」

フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜・午前8時)は11日、警視庁が10日に東京・大田区の路上で13歳の男子中学生の胸などを刺したとして、傷害の疑いで住居職業不詳の山下泰範容疑者を現行犯逮捕した事件を報じた。
警視庁の調べに対し、山下容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているという。
警視庁によると、10日午前8時5分ごろ、JR蒲田駅の近くで「子どもが刺された」と110番通報があり、警察官が駆けつけたところ、男子中学生が胸の近くを包丁で刺され、出血していたという。男子生徒は病院に搬送され、命に別条はないという。詳しい動機などは明らかになっておらず、現在も調査中だという。
コメンテーターで教育評論家の尾木直樹氏は、被害者の男子中学生について同番組を含め、各メディアが「命に別条はない」と報じているが「彼は入院していると思うんですけれども『命に別条なし』という報道は正確ではないんじゃないかとすごく昔から思っているんです」と指摘した。
続けて「あれだけ血が流れていて、かなり重傷を負っているはずなんです。だから命に別条なしと流れると何か視聴者は安心しちゃうんじゃないか、と。やっぱり、僕は一日も早く回復して欲しいなと強く思います」と願っていた。