将棋の藤井聡太六冠が、8大タイトル全制覇に向けて挑む「王座戦挑戦者決定トーナメント」の初戦に勝利しました。
王座戦挑戦者決定トーナメントは5月10日、東京都渋谷区の将棋会館で行われました。1回戦で中川大輔八段と対戦した藤井聡太六冠は87手で完勝し、ベスト8進出を決めました。
藤井聡太六冠:
「王座戦では初参加の時にベスト4まで進むことができたんですけど、それ以降は結果が出せていないので、少しでも上に進めるように頑張りたいと思います」
藤井六冠は13日と14日に名人戦第3局を控えていて、あと2勝すれば名人を獲得し、7冠達成となりますが、今あるタイトルを防衛しながらこの王座戦のトーナメントを勝ち上がれば、将棋界史上初の8冠全制覇に手が届きます。