分捕ったロシア戦車を有効活用! ウクライナが歩兵戦闘車に改装 他国には前例も

よく知られたところではイスラエルなんかも。
ウクライナの慈善団体プリチュラ財団は、2023年5月7日、ロシア軍が遺棄したT-62戦車を重歩兵戦闘車へ改装する様子を、財団の公式ツイッターなどで公開しました。
リアエンジン後方駆動(起動輪リア配置)という基本的な構造は変えないようで、あくまでも砲塔を外し、その部分を兵員室へと変更、その上部に大型の30mm機関砲塔を搭載するという簡易的な改装のようです。
分捕ったロシア戦車を有効活用! ウクライナが歩兵戦闘車に改装…の画像はこちら >>ロシア軍がウクライナ領内に遺棄していったT-62戦車。鹵獲(ろかく)済みであることを示すウクライナ国旗が掲げられている(画像:プリチュラ財団)。
なお、ウクライナの現地メディアによると、同国では2017年にT-64戦車の車体を流用する形でBMPT(戦車支援戦闘車)「Strazh」を発表しており、そのノウハウが活用されているのではないかとのこと。
それ以外にもアルジェリアではT-62戦車をBMPTへと改造しているそうで、同じようなものになるのではないかと伝えています。