名古屋市中川区の病院で消火器を噴射し、業務を妨害したとして、74歳の患者とみられる男が逮捕されました。
逮捕されたのは名古屋市南区の無職・初瀬久夫容疑者(74)で、13日に中川区の病院の受付で持ち込んだ消火器を噴射した、威力業務妨害の疑いが持たれています。
警察によりますと、当時病院は診療時間中で、受付の近くには患者や職員など数人がいましたがいずれもケガはなく、その後立ち去ろうとする初瀬容疑者を警備員が取り押さえました。
調べに対し、初瀬容疑者は「嫌がらせをしようと思った」と容疑を認めたうえで、「領収書の宛名を間違えられたが、対応できないと言われバカにされていると思った」と供述しています。
初瀬容疑者は以前、この病院で手術を受け通院していたとみられ、警察は経緯を調べています。