新潟の魅力は伝わった? G7財務相会合が閉幕「食事・お酒・イベント楽しんでもらえた」

G7財務大臣・中央銀行総裁会議が5月13日閉幕しました。多くの課題に対し、G7が結束して対応することを確認し、共同声明を採択した今回の会議。

経済に関する重要な事柄を協議した一方で、参加者たちが新潟を満喫する機会にもなったようです。

5月11日に始まったG7財務大臣・中央銀行総裁会議。

ウクライナへの支援やアメリカで相次ぐ銀行の破綻などへの対応を協議しました。

難しい議題を話し合う一方で、参加者が満喫したのは開催地・新潟の魅力。会議に先だって行われた歓迎レセプションでは…

【日銀 植田和男 総裁】
「新潟はおいしいお米で有名。そして、お米がおいしいだけでなく、地酒もすばらしい」

日銀の植田総裁が流暢な英語で新潟をPR。

会議に合わせ新潟市が企画したツアーでも、参加者は新潟の日本酒や“みなとまち”の文化などを存分に楽しんだようです。

そして、12日の夜には、ロシアによるウクライナ侵攻の犠牲者の冥福を祈る「白菊」など、花火の演出も。

【日銀 植田和男 総裁】
「信濃川が日本海に注ぐ雄大な景色を眺めつつ、落ち着いた雰囲気の中で議論に集中することができた」

会議の最終日にはウクライナへの支援を確認するとともに、金融システムの強靭性を維持するために、適切に行動する用意があるとの共同声明を採択。

新潟の魅力を存分にPRし、会議は閉幕しました。

【鈴木俊一 財務相】
「(大臣などの中には)『初めて新潟という名前を知った』という方もいたが、新潟の食事やお酒・花火等のイベントを心から楽しんでいただくことができた」