〈新潟の天気〉5月17日 夏のような暑さに… こまめな休憩・水分補給など熱中症対策を!

石黒菖 気象予報士がお伝えする〈新潟の天気〉

気持ちの良い天気となった5月16日。特に長岡市は気温が上がり、最高気温は25℃で夏日となりました。

さらに新潟市秋葉区でも夏日となり、佐渡市(両津)では今年一番の暑さに。

17日は、16日よりもさらに気温が高く、30℃を超えるところも出てきそうです。

【5月17日(水)の天気】
日本の南にある高気圧が勢力を増しながら、日本付近に広く張り出す予想。日差しがたっぷり届くのに加えて、この高気圧が南からの暖かい空気を連れてくるため、気温が一気に上がりそうです。

〈予想最高気温〉
予想気温が最も高い上越市(高田)では31℃。今年初めて真夏日になる予想です。

他の地域でも、30℃に近づく所も多く、各地7月並みと、夏のような暑さになりそう。半袖を着て、暑さ対策をしっかり行ってください。

〈暑さ対策〉
熱中症に対する危険度を地点ごとに色で表したもの。危険度が高い日中の予想を見てみると、「警戒」の地点が多くなっています。

▽「注意」の地点…熱中症の危険性は低いですが、激しい運動中は注意をして、こまめに水分をとるようにしてください。

▽「警戒」の地点…運動中や激しい作業をするときは、こまめな休憩を。目安としては、30分に1回以上の休憩が推奨されています。

運動会の練習なども始まっていますが、外での運動に注意を。また、電気代も気になりますが、室内でもエアコンをつけてください。

〈黄砂〉
そして17日、やってくるのは暑さだけでなく、黄砂も飛びそうです。午後3時だと、まだ県内にかかってこないのですが、その後、佐渡から飛来が始まり、18日にかけて続く予想です。

量としては、そこまで多くはないのですが、呼吸器系疾患のある方はお気をつけください。

黄砂対策としてマスクをつけるのも重要ですが、18日も気温が高い状態が続くので、熱がこもりやすくなります。熱中症対策も合わせて対策を行ってください!

【17日のポイント】
夏のような暑さとなりそう。こまめに休憩や水分を取って、熱中症対策をしっかり行ってください!