PTA寄付 1億4800万円相当で必要な手続きをせず 名古屋市教委が会見

名古屋市教育委員会は今月17日、名古屋市立の小中学校がPTAから寄付を受ける際、合わせて1億4800万円相当で必要な手続きをしていなかったと発表しました。名古屋市教育委員会は今月17日、市内の小中学校がエアコンやプロジェクターなど合わせて1億4800万円相当の備品について過去5年間、必要な事務手続きをせずに、PTAから寄付を受けていたと発表しました。
公立の小中学校の経費は原則、市町村が負担することになっているため、市教委と学校が協議した上、寄付の受け入れを判断するのがルールとなっていますが、今回、寄付額全体のおよそ8割でこの手続きを行っていなかったということです。