安住紳一郎アナ、打球が当たり高校球児が死亡した事故に「どういった状況で起きたのかが明らかになっていないので、発言を慎むべきかもしれません」

TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は18日、福岡県立太宰府高野球部の男子部員が3日に同県久留米市であった他校との練習試合で、胸に打球を受け死亡していたことを報じた。
学校は死亡事故が起きたことは認めているが、詳しい状況を明らかにしていない。
スタジオでは事故の経緯として、練習試合で投手を務めていた男子部員に打球が当たり、その場で応急手当てを行ったが病院で亡くなったと報じた。
死因は明らかになっていないが、番組では専門家を取材し「心臓振とう」の可能性があることを伝えた。「心臓振とう」は外部から胸部に強い衝撃を受けた場合、「心臓がけいれんし不整脈を起こす」ことで若い人の場合は「胸骨やろっ骨など心臓を保護する胸郭がやわらかいためリスクが高い」という。
今回の事故に総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーは「今回のケースは、どういった状況で起きたのかが明らかになっていないので、発言を慎むべきかもしれませんけれども」と明かした。
その上で「野球経験者の人に話を聞くと、ピッチャー返し、速い打球が来た場合、よけきれず、ピッチャーに当たって」とし「ピッチャーは防具をつけていないので、ほぼ同じ勢いでボールが当たって。しかも軟式のボールの経験者で高校1年生で硬式ボール、硬いボールを使い始めてすぐの時は、本当にピッチャー返し気をつけないと、一番ケガが起きてしまうケースだという話はよく聞きます」とコメントしていた。