国際線が19年度比で13%程にとどまる…中部国際空港の23年3月期連結決算 売上高増えるも3年連続の赤字

中部国際空港は19日、増収だったものの3年連続で赤字となった2023年3月期の連結決算を発表しました。

中部国際空港の2023年3月期の連結決算は、売上高が245億900万円と前の期から50%増えましたが、純損益は73億9800万円の赤字で、3年連続の赤字となりました。

全国旅行支援の後押しもあり、国内線の利用者数はコロナ前の2019年度比で81%まで回復しましたが、国際線は13%ほどに留まっていることなどが要因です。

2023年度は、2022年度に比べ国際線の利用者数がおよそ3倍に増えるなどとして40%近い売上高のアップを予想していますが、純損益での赤字は4年連続で避けられない見通しです。