密売グループの一員か…路上で覚醒剤を販売した疑い イラン人の男逮捕 自宅等から170本程の注射器等押収

覚醒剤を名古屋市北区の路上で客に売ったとして、密売人とみられるイラン人の男が逮捕されました。

逮捕されたのは、イラン国籍で三重県桑名市に住む無職、ファルザド・シャラヒ・ヤスボラギ容疑者(27)です。

2022年6月、名古屋市北区の路上で、覚醒剤およそ0.7グラムを日本人の男性に2万5000円で販売した疑いが持たれています。

警察によりますと、シャラヒ・ヤスボラギ容疑者は4年ほど前に偽造パスポートを使い日本に不法入国していたということで、自宅などからは覚醒剤の密売に使われたとみられる携帯電話や170本ほどの注射器も押収されました。

警察は認否を明らかにしていませんが、シャラヒ・ヤスボラギ容疑者がイラン人の麻薬密売グループの一員とみて、覚醒剤の入手ルートや組織の実態解明を進めています。