新潟県内の景気 10カ月ぶりに下方修正「持ち直しの動きが一服している」

日本銀行・新潟支店は2月2日、新潟県内の景気について「持ち直しの動きが一服している」との基調判断を示し、10カ月ぶりに下方修正しました。

輸出や生産面での供給制約による影響が根強いことなどが要因だということです。

【日本銀行 新潟支店 小林俊 支店長】
「特に、今回下げた公共投資、それから住宅輸出。このあたりで弱い動きが見られていて、そうした影響が生産の一部に波及してきている」

一方、個人消費は年末年始に行動制限がなかったことから、百貨店などの12月の販売額は前の年を上回り、「持ち直している」との判断を据え置きました。