アナウンスで盛り上げる“詩人パイロット”が大人気 「あなたがいるフライトは幸せ」

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インド人の男性パイロットが、バンコク行きのフライトでアナウンスする動画がSNSで投稿され、その内容が面白いと大いに盛り上がっている。現地メディア『NDTV』が報道した。
【動画】元気を与える話題の人気詩人パイロット
アナウンスで乗客を盛り上げたのは、インドの航空会社Spice Jet のパイロットであるモヒット・テオティアさん。「poeticpilot(詩人パイロット)」というアカウント名のInstagramには、486万人のフォロワーを抱えている。
そんなモヒットさんは昨年、デリー発スリナガル行きのフライトでも、ヒンディー語で詩的なスタイルのアナウンスを行って人々の心を掴んだ。彼のInstagramには、他にも独創的なアナウンスの動画がたくさん投稿されている。
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今回話題になっているモヒットさんのアナウンスは、まず飛行機は窓が開かないことと、客室乗務員も「ピクダーン(インドの食べるタイプのタバコを捨てる物)」を持っていないので、フライト中に「パーンやグトゥカ(インドの食べるタバコ)」を食べないようにとアドバイスしている。
インドでは、移動中にパーンやグトゥカを噛み、その残りカスをバスや列車の窓から吐いて捨てる人が多い。モヒットさんはそうした習慣にジョークを組み合わせ、さらに詩的にアナウンスすることで乗客の心を揺さぶり、機内では大喝采が起こった。
この動画が公開されると200万回以上再生され、600件以上のコメントが寄せられている。
あるユーザーは「あなたのユーモアと甘い笑顔で、ポジティブさを広げ続けてください。神のご加護がありますように」と、モヒットさんのアナウンスは素晴らしい行いであると絶賛している。
また別のユーザーは「私はとても落ち込んでいるけれど、あなたのこのリールで一瞬笑顔になった」「あなたのようなパイロットがいるフライトは、乗客も幸せでしょう」などと書き込み、多くの喜びのコメントが続いている。

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