【物価高の影響も!?】3年前と比べ冷凍庫の中身が”増えた”理由とは?

オレンジページは「冷蔵庫」に関する意識調査の結果を5月17日に発表した。調査は3月17日~24日の期間、オレンジページのメンバーで国内在住の20歳以上の女性1004名を対象にインターネットで行われた。

現在使っている冷蔵庫の収納状況について尋ねると、冷蔵室は「7割以上埋まっている」が58.2%に対し、冷凍室は大幅に増えて85.9%。そのうち「ほぼ満杯」が冷蔵室は13.5%、冷凍室は56.2%で、冷凍室が「ぎゅうぎゅう」状態という家庭が多いことが判明した。

続いて、冷蔵庫の収納状況をコロナ禍前(約3年前)と比較してみると、冷蔵室の中身が増えた人は15.7%なのに対し、冷凍室では33.7%と2倍以上の人が「増えた」と回答。

理由として、「在宅勤務になったので、冷凍パスタやうどんをランチ用としてストック」「コロナなどで長い間家から出られなくなった場合に、簡単に調理できる冷凍コロッケなどのおかずを買い置きしておくようになった」といった意見が寄せられた。

また昨今の価格高騰で、肉や野菜を「安いときに買いだめし、小分けにして冷凍している」という声も。コロナや価格高騰による「まとめ買い」が、冷凍室のストック増にもおよんでいることが判明したという。

続いて冷蔵庫整理について尋ねると、整理が「できている」という人は60.6%。

整理頻度として「週1回以上」の人が55.9%と、半数を超える結果となった。ただし、どうしても「収納しづらい」ものや「置き場所に困る」ものもあるようで、その筆頭がチューブ型調味料。

「立てても横にしてもじゃま」、「逆さにして立てると倒れてくる」などの不満が数多く寄せられた。そのほか、ドレッシングも「どれも中途半端に残っていて捨てられない」、「ドアポケットがすぐいっぱいになる」などの理由から、整理しづらいという声が寄せられた。