スポーツ用品店からスニーカー220足を奪った強盗 箱の中身が右足分のみという失態

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最近の日本では、店舗に押し入る強盗事件が急増している。地球の反対側、ペルーでもこのたびそんな強盗事件が発生したが、思いもよらない展開を迎え、世間の失笑を買っている模様だ。アメリカの『FOX』 や『NEW YORK POST』などが報じている。
事件は、ペルー中央部に位置するフニン地域のハンカヨという大都市で発生した。あるスポーツ用品店に4月30日の午前3時半頃、不審な3人組が現れ、入り口の南京錠を電動カッターで破壊し、店内に侵入する様子が防犯カメラに捉えられていた。
店の倉庫に向かうと、彼らはスニーカーが入った箱を手あたり次第抱え、用意しておいた三輪車に可能な限り詰め込んだという。
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3人はいまだ逃走中で、盗まれたスニーカーも見つかっていないが、盗んだスニーカーの箱の中身を確認して、自分たちが犯した大失態に唖然としていることだろう。すべての箱に、なんと右足分しか入っていなかったのだ。
ペルー国家警察によると、盗まれたスニーカー220足はadidasやNIKEといった有名ブランドばかりで、その被害総額は右足分だけでも推定1万3,000ドル(約180万円)にものぼるという。
エドゥアン・ディアス警察署長は「転売目的だったのでしょうが、片側しかないことから使い物になりません。スニーカーはどこかに投棄されているはずです」と推測している。
警察は防犯カメラの映像や現場に残された指紋などをもとに、引き続き3人の行方を追うとともに、事件を指示した可能性がある人物についても捜査を進めている。
この報道を知った世間の人々は、「残念だけど、半額で転売するしかないね」「お店には申し訳ないけど、思わず笑っちゃった!」など犯人たちの愚かさに失笑。同店舗は数ヶ月前にオープンしたばかりで、残された左側はすべて、店内に展示されていたという。
ペルーでは先月に南部のイカ市でも、スニーカーが盗まれる事件が発生していた。警察は犯人を検挙し、盗まれたスニーカーを押収。被害総額は約130万円だった。