女子大生が極秘出産した子を非常階段に捨てる 発見者が通報し赤ちゃんは保護

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大事な恋人、家族、友達にも妊娠を打ち明けず、たったひとりで出産した女子大学生。その後すぐに捨てられた赤ちゃんが保護されていたことを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えた。
タイで大学に通う女性(19)が、同じ年のボーイフレンドの子を妊娠。しかし事実を打ち明けることをためらい、女性は秘密にしておこうと決意した。
しばらくするとお腹はふっくらと大きくなったが、恋人は妊娠を疑ってはいなかった。「体重が増えたの」「月経周期と関係があるのよ」。そんな女性の話を疑わず、信じ切っていたというのだ。
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恋人はそんな嘘にまんまと騙されたが、恋人の母親(53)はどんどん大きくなるお腹を見て「もしかして妊娠しているのでは?」と疑った。
それでも女性は「こんな体型なんです」「太っているんです」とはぐらかしていたが、しばらくすると妊娠について認めて謝罪。「どうか私の父親には黙っておいてほしい」などと、恋人の母親に懇願していた。
その後、恋人にも知られることなく臨月を迎えた女性は、自宅マンションのバスルームで出産。用意してあったハサミでへその緒を切るなど処理を済ませたが、「子供を産んだことがバレてしまう」と考えてパニックに陥った。
そこで女性は血がついたままの赤ちゃんをピンクのタオルに包み、慌てて外へ。自宅がある建物4階の非常階段に置き、その場を去った。
少したった頃、近くで暮らす人が赤ちゃんを発見して通報。現場に向かった警察官たちが保護し、病院に搬送した。警察は母親の特定にも成功し、現在は詳しい事情を聞いているところだという。
日本でも、想定外の妊娠に困ってしまう若い女性は少なくない。ひとりで悩み判断を誤らないように、誰か、もしくは専門機関に相談して、最良の決断を下していただきたい。