うどんへの『カエル混入』認めた丸亀製麺 謝罪と対応に「誠実だ」「頑張ってほしい」

2023年5月23日、うどん専門店を運営する株式会社丸亀製麺がウェブサイトを更新。
ネット上で拡散されている、食品にカエルが混入している動画について言及し、事実と認めた上で謝罪を行いました。
発端は、同月22日にSNSに投稿された1本の動画。投稿者は『丸亀製麺』の店舗で、『丸亀シェイクうどん』を購入したといいます。
ドリンク型のようなプラカップの中にうどんが入っており、テイクアウトをすることができる斬新なメニューとして注目を集めた、『丸亀シェイクうどん』。
しかし、投稿者が購入した同商品のカップの底には、1匹のカエルが。動画はネット上でまたたく間に拡散されました。
動画に寄せられた声の中には、「この動画はフェイクではないか」といぶかしむ声も。
しかし翌23日、株式会社丸亀製麺は同メニューの『ピリ辛担々サラダうどん』にカエルの混入があったことを認め、謝罪を行いました。
同社は、動画の投稿者や『丸亀製麺』の利用客に謝罪し、混入の原因については、管轄保健所に指導を仰いだ上で、野菜加工工場由来の混入と判断したことを発表。
今後の対策として、生野菜を扱うすべての工場で立ち入り検査を行い、検品体制を強化するとしています。
また、検査を行うにあたって、生野菜のサラダミックスを使用する一部の商品を、同月25日まで販売休止するとのことです。
飲食店は衛生管理の徹底が義務付けられており、店側と利用客の信頼関係で成り立っています。今回の騒動が世間に与えた影響は大きいでしょう。
しかし、衝撃を受ける人もいる一方で、同社が今回の騒動を隠ぺいせず、真摯な対応をとったことに称賛の声も上がっています。
・すぐに事実確認をして謝罪する対応は、誠実で素晴らしい。信用回復に向けて頑張ってほしい。
・ポジティブに考えたら、それだけ新鮮でおいしい野菜…ということかもしれない。
・異物混入は悪いことだけど、対応がとにかく早い。当たり前のようで、実は難しいことだと思う。
同社は「今回の事態を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります」とコメント。
利用客からの信頼を取り戻すべく、しっかりと対策を行った上で、おいしいうどんを提供してくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]