菊間千乃氏、「モーニングショー」でG7広島サミットを総括…「G7としてひとつのメッセージを出せたのは素晴らしかった」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は23日、21日に閉幕したG7広島サミットを特集した。
サミットには、ウクライナのゼレンスキー大統領が参加した。スタジオではサミットでは核軍縮によるG7首脳の「広島ビジョン」が発表された。その中には「ロシアによる核兵器の使用威嚇ましてロシアによる核兵器のいかなる使用も許されない」とのメッセージが盛り込まれたことを伝え、これにロシアが反発していることを報じた。
コメンテーターで弁護士の菊間千乃氏は、広島サミットについて「米国のトランプさんが大統領のころは、G7がG7として一体化していないというか、その中でバラバラだった感じがあって、そこで中国とかロシアとかが自由に動くような状況を作ってしまったのかなということがあったのかなと思うので」とした上で「今回、G7としてひとつのメッセージを出せたのは素晴らしかったのではないかと思う。もっともっと思うところはたくさんありますけれど、そこにもう1回、立ち戻れたのは良かったのかなと思います」とコメントした。
続けて「一方、G7だけで世界を動かしていくことはできないので、グローバルサウスですとか中国とロシアと敵対していてもそこから先がないので、どこかで対話の道を探りながら最終的な合議に向けて、どうやって進んでいくかというところまでは、(サミットの)ここ数日間でそこの結論まで導くことは難しかったのかもしれないですけど、ここを契機としてある程度、そこに向かっていこうという意思は見えたなと思いました」と指摘していた。