「経済社会活動を元に戻していく…」反転攻勢へ!ホテル”立食パーティー”再開を呼びかけ【新潟】

新型コロナウイルスの5類移行に伴い経済活動が活発に戻りつつある中、新潟市内のホテルが共同で経済関係者などを招いた立食パーティーを開き、ホテルでの宴会の再開を呼びかけました。

23日、ホテルの宴会場に響いた乾杯の発声。

【記者リポート】
「ウイルス禍で中々開くことができなかったという立食パーティー。参加者はマスク無しで交流を楽しみ、にぎやかな雰囲気です」

パーティーは新型コロナウイルスの5類移行に伴い、ホテルでの宴会を再開する機運を高めようと、新潟市内のホテルで作る新潟シティホテル連絡協議会が主催し、行政や経済界などからおよそ150人が出席しました。

【花角知事】
「経済社会活動を元に戻していく…反転攻勢という言葉を使っているが、これまで以上に元気にしていかなければいけない」

参加者はマスクを外し、パーティションのない会場で自由に移動しながら食事や交流を楽しみます。

【参加者】
「今までできなかった部分があるから、こういう雰囲気は新鮮というかうれしい」
「元気を出すためにはいいんじゃないですか」

ウイルス禍で、宿泊に加え宴会の需要も激減し、大きな打撃を受けたホテル業界。協議会によりますと、宿泊需要は順調に戻ってきているものの、宴会需要はウイルス禍前の7割ほどに留まっています。

特に着席と比べ大人数が参加できる立食パーティーの再開は売り上げの回復に欠かせないということです。

【新潟シティホテル連絡協議会 中山真 会長】
「3年間はほとんど宴会場は真っ暗な日が続いていた。リアルで集まることが大事な場というのを、もっともっと我々として発信していきたい」

協議会関係者は今後もホテル同士で協力し、利用促進の取り組みを進めたいとしています。