【続報】“裏金問題”で告発 星野伊佐夫前県議『不起訴処分』 泉田衆院議員「社会的制裁受けた結果」

泉田裕彦衆院議員が星野伊佐夫前県議から裏金を要求されたと刑事告発し、星野前県議が公職選挙法違反の疑いで書類送検された事件。新潟地方検察庁は24日付で星野前県議を不起訴処分にしたと発表しました。

24日付けで不起訴処分となったのは公職選挙法違反の疑いで書類送検されていた星野伊佐夫前県議です。

この事件を巡っては2021年10月、星野前県議から「裏金を要求された」として自民党の泉田裕彦衆院議員が公職選挙法違反の疑いで刑事告発し、県警は2022年9月、星野前県議を書類送検していました。

星野前県議は裏金問題を否定した上で2021年12月、「党に迷惑をかけた」として自民党を離党。4月に行われた県議選には出馬せず、政界を引退していました。

新潟地検は不起訴処分とした理由については明らかにしていません。

処分結果を受けて、泉田衆院議員が以下のコメントを発表しました。
【泉田裕彦衆院議員のコメント】
「告発から処分まで非常に長い時間がかかる間に県議選挙があり、星野氏が立候補できずに社会的制裁を受けたことの結果と受け止めています。いずれにせよ、民主主義の根幹をなす選挙が金の力で左右されることが二度と発生することがないように期待します」

一方、星野前県議は25日に会見を開く予定です。