BLACKPINKのチケットが盗まれ売られた… 予想外の犯人発覚で怒り心頭の女性

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大好きな歌手やアイドルへの強い想いを励みに、日々仕事や勉強に励んでいるという人は多い。そんな人たちにとって、ライブや握手会に当選した時の興奮と喜びは大きなものだろう。
シンガポールに住むある女性は、身近な人による裏切りにあってしまったという。悲しすぎる話題を『AsiaOne』や『Shin Min Daily News』が報じている。
被害にあったのは、韓国のガールズグループ『BLACKPINK』が大好きだというジャンさん(25)。憧れの彼女たちが地元でライブを行うと知ったが、世界レベルで活躍する人気歌手ともなると、チケットが当選する確率はかなり低かった。
しかしジャンさんは今年2月の発売と同時に、無理を承知でチケットの争奪戦にチャレンジ。恋人の分も含めた2枚を、666シンガポールドル(約6万8,000円)で獲得した。
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受け取り方法を「郵送」に設定したジャンさんは、ライブを励みに日々仕事に打ち込んでいた。ところが1ヶ月以上たってもチケットは届かず、心配になり招へいした会社に問い合わせをしてみた。
すると「予約番号から検索してみましたが、チケットはすでに発送済みとなっています。住所が間違っているのかも」と伝えられた。そこで発送したペーパーチケットを無効にし、電子チケットに切り替える手続きを行ったという。
じつは、シェアハウスをしているジャンさん。ハウスメイトの男性に、チケットが入った郵便物に心当たりがないか聞くと、「忙しくて郵便物の確認はしばらくしていない」という返事だった。
そしてライブの当日、会場で着席した彼女はカップルに「ここの席の方ですか?」と尋ねられた。チャットを通じてある男性からチケットを買ったといい、ところが入り口で『無効』と言われ、それでも運よく当日分を新しく買えたというのだ。
カップルのチャット相手は、ジャンさんのハウスメイトだった。問い詰めるとすべてを白状し、3人に謝罪。カップルには返金したものの、警察に通報されたとわかると、ただちに母国の中国に逃亡してしまった。
「有名大学を卒業し、今は博士号取得を目指しているのに、そんなことをするなんて…」と呆れているジャンさん。3人の怒りは収まらず、警察は引き続き男性の行方を追うとともに、事件について調査中だという。