新型コロナ対策の学校でのマスク着用に対し、千葉県教委が「教職員が率先して外して指導を」などとする通知を発信し賛否の意見が寄せられていることについて、熊谷俊人知事は25日の定例記者会見で「同調圧力や惰性で(マスク着用が)続けられないよう環境作りを行う必要がある」と評価。反対意見には「外野の主張はもういい。子どもや保護者、教員などの状況で進めていけばいい」と当事者以外からの反応に苦言を呈した。
通知は保護者らから「児童・生徒がマスクを外す選択をしたくても外せない状況にある」との意見などを踏まえ、県教委が19日に県立学校や市町村教委に出した。
県教委の新型コロナに関する相談窓口には23日、通知に対する意見が計22件寄せられ、賛成5件、反対16件、その他1件だった。