「世界遺産登録で地域が元気に」”佐渡島の金山”価値の周知に注力を【新潟】

「佐渡島の金山」の世界遺産登録を推進する県民会議の総会が新潟市で開かれ、金銀山の価値の周知にさらに力を入れる方針などが確認されました。

今年1月、世界文化遺産登録に向け正式な推薦書がユネスコに提出された「佐渡島の金山」。

27日、新潟市中央区で開かれた世界遺産登録推進県民会議の総会では、北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録に携わった岡田康博さんが、世界遺産登録後の地域の変化などについて講演しました。

【三内丸山遺跡センター 岡田康博所長】
「世界遺産を持つことで地域が元気になり活性化した。見学者の幅が広がった、そういった見た目でも印象の違いというのが実感できる」

また県などは今後、イコモスによる現地調査に対応するための資料作成や価値の周知に力を入れる方針を説明しました。