年収500万円以上の女性会社員「卵子凍結を考えたことがある」が45% – 最大の理由は?

メンタルヘルステクノロジーズは5月24日、「卵子凍結に関する意識調査」の結果を発表した。調査は4月6日~7日、年収500万円以上の女性会社員106名を対象にインターネットで行われた。

調査によると、「将来に備えて自身の未受精卵子を凍結するという選択肢を考えたことがある」という女性は45.2%。理由を聞くと、「年齢を重ねると妊娠が難しくなるから」(83.3%)がダントツに多く、次いで「将来の保険・選択肢として残しておきたいから」(47.9%)、「仕事が優先で、結婚や妊娠を遅らせたいから」(31.3%)と続いた。

次に、自身の未受精卵子を凍結するにあたって不安に思うことを聞いたところ、「価格が高い」(64.6%)、「仕事とのスケジュール調整」(45.8%)、「薬の副作用など心身・生活への負担」(43.8%)が上位に。

また、「身近に、卵子凍結を行っている方がいる」という人は10.4%。卵子凍結に関する正しい知識を持っているかと聞くと、「非常にそう思う「ややそう思う」と回答した女性は、わずか21.7%となり、卵子凍結に関する情報の入手先は、主に「Webメディアなどのオンライン媒体」(47.8%)や「会社の同僚や先輩・後輩」(34.8%)、「医師」(30.4%)が多いことが明らかに。

さらに、「将来に備えて卵子凍結に関する正しい知識を取得していきたいと思いますか?」と質問したところ、7割超が「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した。