ショーツに残った『ナプキンの糊』の対処法 正しい洗濯でストレスとバイバイ!

月経(通称:生理)の時に使用する、専用の使い捨てナプキン。
裏面には下着と接着させるための糊がついており、使用中のずれを防いでくれます。
便利な一方、ナプキンには困った面もあるようで、ネット上にはこんな声が散見されました。
・使用感が好きなナプキンの糊が、よくショーツに残る。どうしたらいいんだろう…。
・生理中はただでさえイライラするのに、糊が取れなくて地味につらい。
・いつも適当に洗濯機に放り込むけど、洗うだけだと取れないね。
取り外す際、ナプキンの糊が下着に残ってしまうことがあるようです。
うまく手入れができず、モヤモヤとした気持ちを抱えている人が一定数いました。
ナプキンブランドの『ロリエ』を展開している花王株式会社(以下、花王)は、商品に関する『よくある質問と回答』をウェブサイトで紹介しています。
その中には、ショーツにナプキンの糊が残った時の対処法もありました。
花王によると、粘着剤は温度や湿度による影響を受けやすいとのこと。高温多湿では糊がやわらかくなり、ショーツにつきやすくなるそうです。
特に、油分を含むボディ用のクリームやオイル、座薬や塗り薬などを使用している場合は、糊がやわらかくなって残りやすいのだそう。
※写真はイメージ
また、ショーツの生地の素材や表面の状態、使用時間の長さによっても、ショーツに糊が残りやすくなる場合があるといいます。
花王が教える方法では、糊が残ってしまった時、まずは次の方法でショーツから糊を除去します。
<お洗たく前に>
・ショーツに残った糊は指で取れる分は、はがし取ります。
・指で取れない分は、粘着テープ(文具用のテープなど)を使って糊の部分をはがし取ります。この時、粘着テープは糊が付いていない部分にはなるべく触れないようにしましょう。
・粘着テープを新しくしながら何度か繰り返します。
※『毛羽立ちやすい』『表面が白っぽくなりやすい』等の注意書きのある素材は、生地を傷める可能性がありますので粘着テープのご使用はおすすめしません。
花王株式会社 ーより引用
糊を取り除いたら、蛍光増白剤が配合されていない洗剤で洗濯していきます。
手袋をして手を保護しつつ、原液をショーツの糊がついた部分に直接塗って、なじませるといいそうです。
次に、糊がついているショーツの生地を指先でつまみ、糊がついた部分を小刻みにこすりましょう。
糊がはがれて毛玉のようになった部分を取った後、水で十分にすすげばOK!
ステップを踏むことで、きれいに糊を取り除くことができるのですね。
手間はかかりますが、気になっていたショーツの糊がきれいになれば、生理の時のストレスが1つなくなるはず。
洗い方を知らなかった人は、ぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]