“出会い・結婚支援室”新設の市も…自治体が力を入れる『婚活の支援事業』三重県は仲人役ボランティアを養成

2023年5月、三重県の桑名市は「婚活のコツ」を教えるセミナーを開きました。人口減少や少子化を食い止めようと、東海地方の他の自治体も必死となっていて、出会いや婚活に関して、力を入れています。

三重県は「みえの出逢い支援事業」として約3000万円の予算をつけています。特に「みえの縁むすび地域サポーター」の養成に力を入れていて、これはいわゆる仲人役をするボランティアを増やしていこうという取り組みです。

愛知県や岐阜県も、23年度からかなり積極的に取り組んでいます。それぞれ5000万円ほど予算を組んでいて、夏以降に400人規模のイベントなど、男女をマッチングする機会を開く予定です。

小牧市は23年度から「出会い・結婚支援室」という部署を新設しました。婚活支援はもちろん、新婚夫婦などの支援を担っていますが、出会いや婚活に関してのイベントはこれから検討していきたいとしています。

こうした自治体の動きが「良い人と出会いたい」と願う人たちの背中を押してくれそうです。