引越し後「後悔したことがある」が87% – ダントツ1位の理由は?

AlbaLinkは5月30日、「引越し後に後悔したことに関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月12日~17日、引越し経験のある10代~60代以上の男女500名(女性329名/男性171名)を対象にインターネットで行われた。

「引越し後に後悔したことがありますか?」と質問したところ、87.4%が「ある」と回答。後悔の内容を教えてもらったところ、「騒音がひどい」(176人)がダントツの1位に。「内見した時にはわからなかったのですが、壁が薄くて隣の人の声などが聞こえる」「思ったより、外の音が聞こえる」「上階の騒音(生活音)がとても気になりました」といった声が寄せられ、昼間の内見では気づけない騒音など、実際に住んでみてから騒音に悩まされる人が多いよう。

また、内見のみの時間だけでは「日当たりが悪い」(39人)ことに気づけないケースも多いようで、「夕方の暗い時間帯に内見したので、日当たりの悪い部屋を契約してしまった」「西向きなので日中は日当たりがイマイチ」「午前中しか日が当たらず、洗濯物を干せる時間帯が少ない」といった声が。

3位には、「住民トラブルがあった」(38人)がランクイン。「同じアパートに住んでいる子どもがアパートの駐車場で遊ぶので、車に何度かものを当てられた」「下階の住人からたびたび“子どもの足音がうるさい”と言われ、駐車場にゴミを置かれるなどの嫌がらせを受けた」など、とくに、下階や隣の住民から騒音クレームが入ったというケースが目立った。

以下、4位「設備への不満」(34人)、5位「湿気がひどかった」(27人)、6位「虫が多い」(26人)、7位「間取りが使いにくい」(20人)と続き、「引越し後に後悔しないためにしたほうがいいこと」を教えてもらったところ、1位「同じ物件を何回か内見する」、2位「内見時に部屋をしっかり確認する」、3位「周辺環境を確認する」が上位に。

日中は隣人が仕事などで留守にしていることが多く比較的静かであることから、夜に内見した方がより生活音の確認ができたり、内見時には「壁の薄さ」「水回りなどの設備」「電気系統」など隅々までチェックすることが大事であることがわかった。