トヨタがアメリカでEV生産を開始へ 2025年からケンタッキー州の工場で3列シートのSUVを生産予定 米国内のバッテリーの生産工場にも約2900億円追加投資し体制強化

トヨタ自動車は1日、2025年からアメリカで電気自動車の生産を開始すると発表しました。トヨタがアメリカで電気自動車を生産するのはこれが初めてです。
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拠点となるのはアメリカ・ケンタッキー州の工場で、新型の電気自動車となる3列シートのSUVの生産を2025年から開始します。
ケンタッキー州の工場(提供:トヨタ自動車)
また、ノースカロライナ州に2024年に新設する予定の車載用電池工場に、21億ドル(約2900億円)を追加投資することも発表しました。ケンタッキー州の工場で生産される新型車のバッテリーも、この新工場で生産されるということです。
ノースカロライナ州に建設中の工場(提供:トヨタ自動車)
トヨタ自動車は車両と電池を現地で一貫生産する体制を整え、アメリカでの電気自動車需要を取り込む考えです。