コロナ5類移行後「出社が増えた」人の割合は?

ピップは5月31日、「出社頻度の増加による影響」に関する調査結果を発表した。調査は5月12日~18日、1都3県在住で、2020年~2022年に社会人になった20代~30代の男女641名を対象にインターネットで行われた。

調査によると、昨年までと比較し、今年度は「出社の頻度が増えた」という人は21.7%と、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、オフィス回帰の動きも一定数あるよう。

出社の頻度が増えたことによる良い変化を聞いたところ、「コミュニケーションが取りやすい」(58%)が最も多く、次いで「身体を動かすようになった」(37% )、「オンオフの切り替えがしやすい」(28%) という結果に。一方、悪い変化としては、「通勤時間の発生」(54%)が最多。次いで「身体の不調」(33% )、「自分以外の仕事が増える」(25%) と続いた。

さらに、現在感じている「体の不調」の具体的な症状について聞いたところ、実に75.8%が「首・肩のコリ」と回答。出社頻度が増えたことで、多くの若手社員が「首・肩のコリ」に悩まされている実態が明らかに。次いで「寝不足」「眼精疲労」(ともに51.5%)、「脚のむくみ」(33.3%)、「頭痛」(27.3%)と続いた。