“パチンコホール”の設備投資減少で…弱電工事会社が破産開始 負債約2000万円【新潟】

新潟県長岡市のケイ・ディ・エスが新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、ケイ・ディ・エスは1985年10月に創業。パチンコ台を取り付ける前工事である補給・シマ設備の弱電工事を主力に、弱電機器部品の販売を行っていました。

2004年4月期には約1億6000万円の売上高を上げましたが、パチンコホールの設備投資減少の影響で業容縮小を余儀なくされ、2019年4月期の売上高は2000万円に落ち込んでいました。

2019年12月末に事業を停止していましたが、代表者の死去に加えて、債務が残っていたため、法的手続きの下で債務整理することになったということです。

負債総額は債権者10人に対し、約2000万円に上っています。