洗濯を終えた後の洗濯機、フタを閉じるべきか開けっ放しにするべきか、悩んだ経験はありませんか。「フタを開けたほうが乾燥しそう…でも埃が入ってしまうのも…」と思いがちです。
気になる正解を、洗剤メーカーでもあるライオンが運営する公式Instagram『ライオン Lidea – リディア』(lidea_lion)より紹介します。
ライオンの公式Instagramでは、洗濯後の洗濯機のフタをどうするのが正解なのか教えてくれています。それによると、気になる回答は、『開けておく』のが正解とのこと。
洗濯終了後、洗濯物を取り出したら、そのままフタは開けっぱなしにしておきましょう。
なぜ開けておいたほうがよいのかというと、洗濯機の内部の湿気を逃すためです。洗濯後の洗濯槽内は、水気がたっぷり。フタを閉じたままにしておくと、中で雑菌が繁殖してしまいます。
洗濯槽の裏側などで繁殖した菌を、きれいに落とし切るのは難しいものです。雑菌の影響で、「洗濯しても衣類に嫌な臭いが残ってしまう」といった事態にもなりかねません。
洗濯機のフタを開けて乾燥させておくだけでも、雑菌は繁殖しづらくなります。ぜひ、フタを閉じてしまわないように意識してください。
ただし、開けっ放しの時間が長くなれば、やはり埃の侵入が気になってしまうのも事実です。洗濯後3~4時間が経過し、内部が乾燥しているのが確認できたら、フタを閉めておくとよいでしょう。
縦型洗濯機の場合、フタは上に向かって開くもの。開けっ放しにしておいても、それほど不都合はないでしょう。
一方で、フタが前に向かって大きく開くドラム式洗濯乾燥機の場合は、やや注意が必要です。開けっ放しにすることで、邪魔になったりぶつかったりする恐れがあります。
また幼い子供にとって、フタが開けっぱなしになっているドラム式洗濯乾燥機は、非常に魅力的な存在。
「かくれんぼしていたから」「なんとなく入れそうだったから」という理由で、洗濯槽内に侵入してしまう可能性もあるでしょう。家族が気付かないまま、重大な事故につながった事例も報告されています。
幼い子供と一緒に生活している世帯にとっては、安全性の確保がもっとも重要なポイントです。洗濯後の洗濯機のフタは閉じ、必要に応じてチャイルドロック機能もうまく活用してみてください。
洗濯機内の湿気については、槽乾燥機能を使うことで、フタを閉めた状態でも対策できます。ぜひこちらも確認してみてください。
洗濯を終えた後の洗濯機のフタをどうすればよいのか。ライオンの公式Instagram投稿により、「長年の疑問を解決できた」という人も多いのではないでしょうか。自宅の洗濯機を清潔に保つためにも、ぜひ参考にしてみてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ライオン Lidea – リティア(@lidea_lion)がシェアした投稿
[文・構成/grape編集部]