長岡空襲から8月1日で79年です。多くの人が命を落とした長岡市の柿川では、慰霊と平和への願いを込めた灯籠流しが行われました。
1日、長岡市の中心部を流れる柿川で行われた灯籠流し。
【空襲犠牲者の遺族 谷芳夫さん】
「大勢の人たちが水を求めてどんどんやってきた」
79年前、1488人の命を奪った長岡空襲。
特に犠牲者の多かった柿川では、焼夷弾による火の海から逃れようと多くの人が川に飛び込み、命を落としました。
会場には家族連れなど多くの人が訪れ、慰霊と平和への願いが込められた2000個の灯篭を流しました。
【訪れた人は】
「この歴史を絶対に風化させないように、これからも伝統を繋げていきたい」
「子供と戦争を考える機会はなかなかなかったので、いい機会だった」
そして空襲の始まった午後10時半には慰霊の花火・白菊が打ち上げられ、訪れた人は犠牲者の冥福を祈っていました。