都心の空に「馬蹄渦(ばていうず)による雲」が出現

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3日(土)16時半ごろ、記録的な大雨から一転、午後は天気が回復した東京都心の空に「馬蹄渦(ばていうず)による雲」が出現しました。
馬蹄渦による雲とは?

3日(土)16時半ごろ、記録的な大雨から一転、午後は天気が回復した東京都心の空に「馬蹄渦(ばていうず)による雲」が出現しました。大気中には目には見えない空気の流れがあり、いろいろな場所で多種多様な渦を作っています。「馬蹄渦」もそのうちのひとつ。積雲が消散してるときに出来る雲で、大気中の渦の管を雲が可視化したものです。「馬蹄」とは、その字のとおり馬の蹄(ヒヅメ)のことです。特別に珍しいという現象ではありませんが、晴れた空に積雲が浮いていて、その積雲の一部が何となくU字の形に見え出したら、しばらく眺めていてください。はっきりとした紐状のU字の形に変化して行くかも知れません。渦の寿命も5分前後と意外に長く、同時に複数個発生することもあり、大空を移動して行く様子は面白いですよ。